庖丁(牛刀)の主な製造工程 2


3. 熱処理

焼入れ

焼入れとは炭素によって鋼の組織に変化を与え、その変化により硬くならしめる事を言います。
鋼の焼入れは通常約780℃に温度を上昇させ、材料組織が完全オーステナイト化の後、油冷によってオーステナイトからマルテンサイト組織にします。
ステンレスは、通常約1050℃に温度を上昇させ無酸化焼入を行います。
サブゼロ処理にします。

鉛で温度を上昇する

780℃で一定にする

780℃に上昇した抜身

油冷する

油冷された抜身

歪防止

焼戻し

焼入れしたものは非常に硬くもろい性質をもち、これに靭性を加えるために材料規定温度に再度温度上昇させる

160℃~200℃で1時間保持する

硬度試験

ロックウェル硬度試験機により硬度の規格値を調べる

歪取り

焼入れ表面処理などによる曲がりを修正する