関市のご紹介

岐阜県関市とは

関市

岐阜県関市は、室町時代から続く巨大な日本刀の生産地であり、その生産能力は日本一と謳われるほどでした。
最盛期には、数百という刀鍛冶が関に住んでいたと伝えられています。
現代でも関は日本で唯一といえる刀鍛冶の伝統が続いている町です。
個人で刀鍛冶をしている鍛冶師は全国にも見られますが、組織としての刀鍛冶は今では関だけになっています。
関の刀鍛冶は「関の孫六」に代表される多くの刀鍛冶が、伝統を750年間脈々と受け継いできたのです。


関の刃物

関市に刀鍛冶が誕生したのは鎌倉時代。
刀祖「元重」がこの関の地に移り住み、刀鍛冶を始めたといわれています。
良質の焼刃土と炉に使う松炭、そして長良川と津保川の良質な水・・・刀鍛冶にとって理想的な風土条件を備えたこの土地にいつしか多くの刀匠が集まりました。
室町時代には刀匠が300人を超え、「折れず、曲がらず、よく切れる」といわれた関の刀は、その名を全国に広めていきました。
戦国時代には、武将の間で愛用され、無類の切れ味を発揮したといわれています。
特に「関伝」を有名にしたのは、「関の孫六」で知られる「二代目兼元」です。
兼元(孫六)は、独特の鍛刀法(四方詰め)により頑丈な刀を作ることに成功しました。
その後、関市は日本一の名刀の産地として繁栄し、この卓越した伝統技能が現代の刀匠や刃物産業に受け継がれています。
そして、今や世界でも有数の刃物の産地として知られています。


刃物まつり

関は700有余年の伝統を持つ刃物のまち。 そんな刀都関の秋を彩る一大イベントといえば、毎年行われている「刃物まつり」です。
まつりの期間中、市内の刃物メーカー、卸売業者がテントを並べ、庖丁やはさみ、ナイフなど豊富な刃物製品をお祭りならではのお値打ちな価格で販売する「刃物大廉売市」が行われます。
このお祭りでしか販売されないアウトレット品などもあり、お店の人との交渉次第で良質な関の刃物を安く購入できるかもしれません。
その他にも、カスタムナイフの展示・即売を行う、関アウトドアズナイフショー、火花飛び散る圧巻の古式日本刀鍛錬の実演(見学には関鍛冶伝承館企画展の観覧料が必要です)や、居合道の試し斬り・抜刀術の実演、刃物検定「はもけん」、庖丁研ぎなど「刃物のまち」ならではのさまざまな催しが繰り広げられます。
また、鮎やうなぎをはじめとする関市の名店や友好市町村が参加する「市民ふれあいブース」「食べ物横丁」、「ご当地&関うまいもん祭(関市役所)」など、祭りのお楽しみ、ご当地グルメも充実しています。

岐阜県関市 刃物祭り

出展者・イベント情報。鉄道・高速バス・お車で交通案内。会場広域案内などは公式サイトよりご確認ください。


春日神社

関鍛冶七流とよばれたのは「善定」「奈良」「三阿弥」「徳永」「得印」「良賢」「室屋」の各流派。 これらの流派は互いに技術を競いながらも、掟を定め、協力しながら刀造りに励みました。 こうしたいわば合議制を可能にしたのは、彼らの多くが同じ大和鍛冶の出身者として、故郷を一つにしていたからかもしれません。
それを物語るものとして共通の信仰がありました。 正応元年(1288年)金重と兼永は関鍛冶を総代して、奈良の春日大明神を勧請して関鍛冶の守護神としたのです。 故郷から遠く離れた山間僻地に故郷の神を祀ることで、刀匠たちは大和への熱い想いをたぎらせていたにちがいありません。 そして、それと同時に刀業を繁栄させ、都を思わす香り高い文化の華がこの新天地に咲くことを祈り続けていたのです。 室町時代、都で能が流行するといちはやくこれを取り入れ、境内に能舞台を建立したのも、そうした心情のあらわれだったといえましょう。
春日神社は永享5年(1433年)初代孫六兼幸が願主となって同じ地に再建されます。 以来、歴史の変動にあいながらも変わることなく、関鍛冶の心のふるさとの役割を果たし続けているのです。

■お問い合わせ
TEL:0575-22-0570
住所:岐阜県関市南春日町1
■アクセス
長良川鉄道・刃物会館前駅から徒歩約5分
東海北陸自動車道 関ICから車で約5分


新長谷寺

美濃の法隆寺と言われるほど文化財の宝庫である。 「観音さま」の名で親しまれ、2月18日の「初観音」、8月9日「九万九千日」などの祭事には多くの参拝客でにぎわいます。 特に室町の様式を備えた珍しい建物の客殿(国指定重要文化財)と、まわりの庭園は見事な眺めです。
本堂を中心に全25棟の建造物の配置を総称して七堂(悉堂)伽藍という。
本堂、鎮守堂、薬師堂、三重塔、大師堂、阿弥陀堂、釈迦堂、客殿は国の重要文化財とされている。
客殿から三重塔を望む庭園の眺望(※客殿=入館料300円(要予約))
※総門より中の境内での写真撮影は禁止されています。
毎年2月18日はご本尊である木造十一面観世音菩薩(国指定重要文化財)の初法要で、商売繁盛、五穀豊穣、七難即滅などを祈る大祈祷が行われ多くの参拝者でにぎわいます。
毎年8月9日の当日、一念をもって参拝すると、九万九千日の功徳が得られるといういわれから、境内や参道はお参りに来る参拝客でにぎわいます。

■お問い合わせ
TEL:0575-22-3464
住所:岐阜県関市長谷寺町1
■アクセス
長良川鉄道・関口駅から徒歩約10分
東海北陸自動車道 関ICから車で約10分


宗休寺

安桜山の麓に境内があり、春には桜、秋には紅葉と、四季折々に表情を変えます。
本堂は信州善光寺とうりふたつで、日本唯一の卍形をした戒壇巡りがあります。

■お問い合わせ
TEL:0575-22-2159
住所:岐阜県関市西日吉町35
■アクセス
長良川鉄道・関駅から徒歩約5分
東海北陸自動車道 関ICから車で約8分


関鍛冶伝承館

古来より関に伝わる匠の技を、映像・資料・展示により紹介しています。 関鍛冶の歴史や刀装具など、貴重な資料を公開。
刀剣展示室には、関を代表する刀工、兼元や兼定の日本刀などが展示されています。 2階では、ハサミや庖丁など近現代の刃物製品や、カスタムナイフ作家のナイフコレクションのほか、国内外のナイフ作家の作品を一堂に展示。 関の刃物に関するパソコンクイズコーナーもあります。

■お問い合わせ
TEL:0575-23-3825
住所:岐阜県関市春日町9-1
■アクセス
長良川鉄道・刃物会館前駅から徒歩約5分
東海北陸自動車道 関ICから車で約5分


濃州関所茶屋

「濃州関所茶屋」は、関市の名前の由来となったといわれる「関所」をイメージした休憩施設です。 高さ4メートルの迫力ある冠木門をくぐると、新鮮な野菜や農産物がそろう朝市販売所や屋台、郷土の特産・名産品を取りそろえた物産ショップがあります。 また、イベント工房では、郷土の技を今に伝える匠によるクラフト体験ができ、さまざまな教室やイベントを計画しています。

■お問い合わせ
TEL:0575-23-9922
住所:岐阜県関市南春日町9-1
■アクセス
長良川鉄道・刃物会館前駅から徒歩約数分
東海北陸自動車道 関ICから車で約5分