兼元とは

孫六兼元(まごろくかねもと)は、室町後期に美濃国で活動した刀工である。 兼元の名は室町時代から江戸時代を経て現代にまで続いているが、そのうち2代目を特に「孫六兼元」と呼ぶ。

関の孫六で有名な刀匠「孫六兼元」の銘「兼元」(商標登録第4463269号)

兼元 日本鋼 共口金 黒合板柄

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関の孫六「孫六兼元」とは

兼元は室町時代から続く、美濃の国、関の刀工一派である。

その中で特に名高いのが二代目 孫六兼元。 通称、「関の孫六」で、その名は「正宗」「村正」と共に広く世に知られている。

孫六兼元の刀は、特に波紋が美しく、まるで杉の木立ちの如く見えることから、「三本杉」と呼ばれ、また切れ味も実に鋭い。

例えば、織田徳川軍の青木一重が帯刀していた「青木兼元」は姉川の戦いの際、身の丈六尺四寸八分もあった北国一の豪傑、朝倉軍の真柄直隆を一刀両断したとされる。

また、下記の「二念仏」の名は前田利家の次男、利正が行列先を横切った者を無礼討ちにした際、あまりの鋭さに斬られた者が気付かぬまま、念仏を二度唱えて絶命したことに由来する。

さらには、武田信玄、豊臣秀吉が愛用したことから、江戸時代になると、孫六兼元の刀は最上大業物に位付けされている。

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